風来のシレン6「裏神髄」クリア!
作家・医者・バッタ──稀代の天才ゲーマーでもある猪股フィクションです。
相変わらず、風来のシレン6をプレイしております。
「壁抜けの腕輪」なしで最難関ダンジョン「とぐろ島の神髄」をクリアできたので、いったんは風来のシレン6を卒業しようと思ったものの、少し空き時間が生じると、ついついシレン6に手を伸ばしてしまいます。
前と同じことをやっても仕方がないので最近は「裏神髄」に挑戦していました。
「裏神髄」は、通常の「とぐろ島の神髄」(表神髄と呼ばれています)をクリア後に開放されるダンジョンです。
持ち込み不可、全アイテム未識別といった条件は表神髄と同じですが、新たな攻略条件として、途中の階層に出現する「星の石」を「壱」から「拾弐」まで順番に拾っていく必要があります。この「星の石」は壺に入れることができず、しかもなんの役にも立たないため、全部で24こしかないアイテムスロットを徐々に逼迫させていくという制限をもたらし、攻略をより難しくさせている、というわけです。
とはいえ、実際にこの裏神髄ならではの難しさ(アイテム欄の逼迫や、星の石自体のロストなど)を味わうことになるのはダンジョンの中盤以降になってからですので、それまでは表神髄をやっているのと変わりません。
そしてというか、裏神髄の影響がまったくない、1Fの1割バッターたちにすぐに倒されるというしょうもないプレイを何度も繰り返しておりました。
自分の成長しなさを痛感していたのもつかの間、ある挑戦回でいきなりというか、それなりに培ってきたノウハウと、アイテム運のよさもあって、表神髄のクリアに費やした挑戦回数よりも少ないそれで、裏神髄もクリアできてしまいました。
というわけで今回は「裏神髄」クリアについてエントリ!
攻略の秘訣は「強化の壺」で装備の強化!
「風来のシレン」は「不思議のダンジョン」シリーズ=ローグライク=プレイするたびに状況が変化するので、攻略の成否もある程度は運に左右されます。武器や防具、補助アイテムの引きに恵まれるかどうかが攻略の前提となります。なので、基本は何度も何度もプレイしてチャンスを掴むしかありません。
※ちなみに「ニギライズ」はクソつまんないので禁止(やったこともない)派です。
そんな何度ものトライの中で、たまに訪れるチャンス回みたいなのがあります──具体的には良質の装備に序盤で恵まれたときです。
今回も黄色神器の「水斬りの剣(「後」の天然印あり)」と青色神器の「お告げの盾(銀封印されながらも空き印数が豊富)」を引当てたことで冒険が一気に安定しました。
特にこの武器に「後」印が付いているおかげなのか、コーナーや土塊などを挟んでの斜めからの攻撃が敵に当たるのも攻撃1回分のアドバンテージを稼げて有利でした。
また、低層階で拾って、店での売却価格で気付いた「強化の壺」に余っていた武器を3つ入れていたのが、なかなか割れずに強化値が積み増されてくれたため、戦車系をねだやししてマゼゴンしか登場しなくなる40F以降に「吸い出しの巻物」でいったん取り出して合成したところ、「+17 x 3つ」で一気に武器の強化値が50以上跳ね上がることになりました。
その他の有用な印も並行して合成できてたとはいえ、合計+70以上にも強化された武器は最終盤までほとんどの敵をワンパンしてくれるという圧倒的な強さを誇りました。
また盾についてですが、吸い出しの巻物で空っぽになった「強化の壺」に同じように複数の盾を入れて、こちらも最終的に合計+30程度の強化をもたらしてくれたため、非常に攻略が安定しました。
なお、盾は初期状態は「告」しかついていなかったのですが、途中で拾えた神器に有用な印が複数ついていたので、合成がはかどりました。
装備の強化値は、「天・地の恵みの巻物」で+5程度、「クロンの挑戦」で+5程度でしたから、そのほとんどは強化の壺のおかげでした。
装備以外のアイテム管理についてです。
クリア直前のアイテム欄です。
「星の石」が並んでいない方は、最終的には剣・盾・腕輪2つとあと無数の「保存の壺」が並ぶことになります。これを「星の石」の収集具合に応じて適宜整理していきます。
途中、「保存の壺(5)」を拾った瞬間に手違いで投げ割ってしまうというどうしようもなミスをしたものの、「壺増大の巻物」が店売りでよく出てくれたので、保存の壺の容量を確保し、裏神髄的な難しさである階層が進むにつれてアイテム欄が徐々に「星の石」で埋まってくる、という点で特に困ることはありませんでした。
エントリをまとめているいま気づきましたが、今回は「お告げの盾」をつけていたにも関わらず、一度も「願いの横穴」は出ませんでしたね。
裏神髄ならではの注意:ドスコイとねだやし
さて、上記のような装備の安定が攻略の安定に直結するのは表も裏も変わりませんが、裏神髄では、「星の石」をいかにして不慮の事故でロストしないか、ということが最優先課題になります。
①罠はドスコイで対策
攻略情報で寄せられている「悲劇」としては、「星の石」を地雷とともに消失させたとか、かっぱ系に投げられて消失したとか、不運なケースが多いようです。
そのため、まずは罠を踏んでも無効化できるように「ドスコイ状態の維持」を心がけました。実際、ある階層で「星の石」の隣のマスの地雷を踏んでしまったものの、それがドスコイ状態で踏み潰して無効化できたときには、ほっと胸をなでおろしたものです。その他、「星の石」がある階層の途中で落とし穴の罠にも引っかからずに済みました。
「ふゆうの腕輪」があれば罠も完封できますが、一度も見つけたことがありません。
②厄介モンスター対策は予備知識が大事
55Fから出現する「たまらんガッパ」や、それと交代するように60Fから出現する「袋荒らし」といったアイテム投げつけ系モンスターの特殊能力では「星の石」が最悪消失してしまうので、十分な予備知識と対策が必要です。
ただ、かっぱ系の対策には特に注意が必要です。最初、こいつはとっととねだやしてやろうと巻物を投げつけましたが、こいつは投擲物を投げ返してきますし、それがシレンに当たれば即死です(復活できましたが)。やるなら「封印の杖」などで特殊能力を封じておく必要があります(これは戦車系のねだやしの際にも大事)。
たまらんガッパは有用な対策をする前になんとか出現階層を抜けられましたが、続く階層で出現する袋荒らしはすぐにねだやしにしました。
なお、今回のねだやしは、戦車系→ 鬼サソリ→ 袋荒らし→ アークドラゴン、でした。その他の厄介モンスター(うたうポリゴン、チドロ系、がいこつまてんなど)は強化された装備でうまくしのげました。
「星の石」はその階層に出現した場合はマップに紫色のポイントとして表示されるものの、出現する階層にたどり着くまでその有無を知ることはできないため、気づかないうちに拾い漏らした、ということもありえそうです。マップをしっかりと見て(デッカイホールが重なっているところに隠れていないかなどを気にしながら)焦らずに進んでいきましょう。
ついにクリア!
というわけで、なんとか「星の石」の拾い漏らしや、トラブルによる消失などもなく、無事にクリアできました。
クリアしてみてわかったのは、別に「裏神髄だから」という特別な気負いは必要ないということです。クリア出来るだけの装備やアイテムが揃っていってくれれば、多少アイテム欄が埋まっていっても、特段の妨げとはなりません。
なお、運良く途中で「壁抜けの腕輪」を拾いましたが、これは一切使っておりません。すでに十分すぎるほどに強化された装備がそれがいらないと自信をつけさせてくれたからと言ってもよいでしょう。
言い方を変えれば、「強化の壺」や「ドスコイ」のようなある意味で「チート的な」装備や環境が揃えば、自ずとクリアにつながるということだと思います。
ただ、もっと上手い人は、そうした「引きの強さ」に左右されずに安定した攻略ができていそうですけどね。
でも「ニギライズ」は邪道だからやるなよ。飽きるだろ?
裏神髄自体のクリア報酬は本当におまけ程度ですが、それ以上に裏神髄クリアを成し遂げたことの達成感が半端ないですね。やっててよかったです。
参考までに終盤からのプレイ動画を添付します。
以上、風来のシレン6最難関ダンジョン「裏神髄」クリアのエントリでした。
みなさんもぜひやってみてくださいね。