iPhoneのテザリングが切れやすいのを解決する方法(2023年)

2024年4月25日

作家、医者、バッタ――小説家標榜医の猪股フィクションです。

出先でパソコンやタブレットを利用するときは、ahamo契約しているiPhoneのテザリング電波(Wi-Fi)を利用しております。

ただ、最近どうもこのテザリングがブツブツと切れやすいなあと思ってました。

紆余曲折を経て、解決できたっぽいので、その内容をまとめます。

それぞれの解決法の有効性(個人的な感想)を☆の数で表すことにします。

iPhoneの画面を表示しっぱなしにする☆☆

Google先生に相談してみると、同じような悩みは他にもある様子。

そこで解決方法として提案されていたのは、テザリングをオンにしてまずは子機端末がインターネットに繋がる状態にした後、iPhoneの「インターネット共有」の画面をつけっぱなしにしておく、ということ。

眉唾ではあったが、何度か試してみたところ、(その画面表示をつづけるというよりも)iPhoneの画面表示がオフにならない状態だとテザリングは切れないか、一旦切れることがあってもまた自動でつながる……感じがするようなしないような。

それなりにやってみる価値のある方法だとは実感するが、これを実現するには工夫が必要です。

まず画面が勝手にオフにならないように、「画面表示」の設定で「自動ロック」を「なし」にする必要があるのと、当然、画面表示されっぱなしでiPhoneのバッテリも減り続けるため、モバイルバッテリを繋いだりしておく配慮が必要となります。

あとはおまじないレベルの工夫ですが、iPhoneの画面を覆わないことも有用かもしれませんiPhoneは画面を覆われると、ポケットの中に入ったと勘違いして、画面が暗くなる&オフになる仕様がありそうで、これ自体もテザリングが切れやすくしてしまうようです(この仕様を回避するのが、上述の画面を自動ロックしないことのはずなのだが……)。

ただ、こうすることで確かに子機端末からiPhoneテザリング回線でのインターネット接続は安定して使えることが増えた気がします。

iPhoneの回線が貧弱な場合は途切れやすい☆☆☆

上記の方法はあくまでもiPhone自体は安定してインターネット接続できる回線状況にあることが前提です。

iPhone自体がネット接続しづらい、遅いという環境では、仮に画面をつけっぱなしにしたところで、そこから発信されるテザリング回線も安定しません。

接続できていたはずなのに、すぐに切れてしまう――この現象のほとんどの理由はもしかしたら、iPhone自体のインターネット接続が安定していないからかもしれません。

2024年現在、5Gではなく「4G」接続の状態では安定しないと割り切ったほうがよさそうです。

その場合でもiPhone自体は「いまインターネット共有しています」といった表示のままだったりするが、画面左上のテザリングマークは出ません。やる気はあるが実態が伴わない、というところでしょうか。

これはもうテザリングどうこうの問題ではないので、諦めが肝心。

ブツ切れの場合はiPhoneを再起動してみる☆☆☆☆

2024年1月10日追記。

上述のような対応と割り切りでそれなりにうまく使えていたつもりでしたが、あいかわらずiPhoneは十分にインターネットにつながるのにそのテザリングは接続する端末側でブツ切れになってしまうトラブルを何度か経験しました。

その際、iPhoneを一旦再起動してみたところ、その後は安定してテザリング接続ができることが多いことに気づきました。

Phone自体はちゃんとインターネット接続できているのにテザリングする端末側で接続がブツ切れになる場合は、iPhoneからのWiFi発信を仕切り直させるため(という表現が妥当化はさておき)、iPhoneの再起動が有効な可能性があるので試してみてほしいと思います。

ちょっと待ってみる☆☆☆☆

一度はちゃんとつながっていたものの、その後接続が切れてしまい、何度か再接続させてみるが、すぐに切れてしまう――こういう場合は、上のiPhoneの再起動に加えて、あとは少し待ってみることをおすすめします。

そうこうするうちに、安定した接続が得られることも少なくありません。

これも推測ではあるが、iPhoneの接続状況も一定の時間ごとに最適化するように切り替わるのだろうと思っている。なので、テザリング回線につながりはするがすぐに接続が切れる(くせにiPhone側ではインターネット共有のマークが点灯したまま)の場合は、歯がゆいとは思うが、少し待ってみるのも手です。

この「待ってみる」については、ほんの5分程度で改善が得られるケースもあれば、まる1日単位で改善することも見られます。ある日、どうやってもテザリング接続がブツ切れで諦めた環境で、翌日トライしてみたら驚くほど安定してテザリングし続けられた、ということも経験しています。

その時のiPhone側、テザリングを使いたい端末側、そして周囲の電波状況が複合的に影響してそうですね。

まとめ

というわけで、iPhoneのテザリング回線でパソコンやタブレットにインターネット接続させる際に、回線が途切れやすい場合は、

1.画面表示を続けさせてみる(自動ロック機能をオフにする)※気休め程度

2.そもそもiPhone自体のネット接続が不安定なエリアでは期待しない

3.iPhoneを再起動してみる(これが一番おすすめ)

4.(つながったりキレたりするときは)そのまましばらく待ってみる

といういくつかの対処法を試してみてはいかがでしょうか。

基本的に、「iPhoneがインターネット接続できているのであれば、その回線を利用したテザリングもできるはず」なのですが、一定の状況ではあまり期待しない方が良いのも経験に基づくアドバイスです。

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