M1チップ搭載iPad Pro 2021はタブレット端末の完成形です
作家・医者・バッタ──小説家標榜医の猪股フィクションです。
この度、M1チップ搭載iPad Pro2021を入手しました。
スペックは12.9インチ、1TB、Wi-Fiモデルで、2年間のAppleCare+をつけて約24万円です。
早速、そのレビューをご覧ください!
iPad Pro 2021 開封の儀
今さら感はありますが、開封の儀を。まずは外箱。
中身を取り出し起動したところ(1000円くらいのビニル製ケースを取り付けています)。
こちらはケース装着前の美しすぎるソリッドエッジの側面。
初代iPadの頃から(過去のiPhoneがそうであったように)ソリッドエッジモデルを待望しておりました。iPad Proは前モデルからすでにソリッドエッジ仕様ではありましたが、ようやく入手するに至りました。
完璧なタブレット
そして実際に使ってみました……が、文句なしの絶品です。
手触り、レスポンス、デザイン……どれをとっても完成形と言えるでしょう。
個人的には12.9インチというサイズ感がネットブラウジングしかり、Kindleなどの書籍閲覧しかり、極上の心地よさを体験させてくれます。
完璧とか、完全無欠という言葉が似合います。
唯一の弱点はやはり値段でしょう。
私は、M1チップの底力を最大限活かせるようにと、最大メモリ(8GB)が搭載されている(中で安い方の)1TBストレージを選びましたが、そこにAppleCare+を載せて、合計約24万円です。
※選択可能なストレージの中から1TBを選んだのは、搭載メモリが8GBになるからです(それ以下のストレージだと6GB)。
これは、先日購入して絶賛使用中のM1チップ搭載iMac2021(上位CPU、メモリ16GB、1TBストレージ)とほぼ同額です。
形も機能もまるで違うのにほぼ同価格という点で、M1 iMacが相対的に安いのか、M1 iPad Proが相対的に高いのかはわかりません。
ただ、どちらにも最高に満足していますし、買ってよかったと心底思っております。
値段が気になる人は、Apple公式サイトからであれば24回まで分割金利手数料無料のローンも組めるので(月額約1万円)、検討してみてはいかがでしょうか。
思い返せば、2010年に初代iPadを入手し、タブレット端末の可能性に魅了された私は、以後、iPad2の軽さに感動し、新しいiPadで搭載されたRetinaディスプレイの美しさに感動し、そしてiPad Airの軽さと美しさの両立に感動してきました。
しかしながら、iPad miniを合計2台買いはしたものの、フルサイズタブレットの購入はそれ以来控えて、明らかにスペックが不足した状態のiPad Airを約8年間も使いまわしてきたのは、以後のiPadにさほどのイノベーションを感じなかったからです。
スペックはアップしたのでしょうし、相対的に軽く薄くなったのでしょうが、イノベーションとまでは言えませんでした。
その重い腰を動かしたのは、ここ数年で初めてと言っていいレベルのイノベーションを実現したApple謹製CPUのM1チップの存在です。このチップは、強く、薄く、そして安いという奇跡的な存在です。
すでにM1 iMacでその価値に魅了されていた私は、このM1チップを同じく搭載して新登場したiPad Pro 2021モデルにたどり着いたわけです。
ぜひ、購入をためらわれている方がいれば、おすすめです。
サイズも大きいほうが良いですよ。圧倒されますから。