風来のシレン6「とぐろ島の真髄」クリア記念エントリ!

作家・医者・バッタ──小説家標榜医の猪股フィクションです。

ここ最近は、SwitchをiMacに接続させて大人気ローグライクゲーム「風来のシレン6」をプレイしておりました。

ストーリー部分はクリアし、また持ち込みダンジョン最高峰「無双の山」もクリアしたので、持ち込み不可ダンジョンの最難関「とぐろ島の真髄」に挑んでおりました。

2-3週間がんばりましたが、ついにクリアしましたので、その感想をエントリします。

最終戦歴

こちらがクリア直前のステータスです!

装備品としては、黄色神器の「巨大ハリセン」と「根性の盾」を入手でき、十分な基礎値と天然強化印、それに空き印数も多かったためにメイン装備にしましたが、それでも「印増大の巻物」を数枚、白紙の巻物で更に印増大を図り、印合成に励みました。

クリア時の武器:黄色神器「巨大ハリセン」、強化値+27、印多数。

各種「特攻」印や、「左右」や「三方向」印のお陰でモンスターを倒す手数を減らすことができたのと、状態異常付与がモンスターの反撃をめちゃくちゃ減らしてくれるのが助かりました。

クリア時の防具:黄色神器「根性の盾」、強化値+30、印多数。

こちらも「ゾワゾワ返し」「おにぎり返し」などの反撃を無効化する印が役立ちましたが、それ以上に「サビ」「催」「トド」「握」「投」「魔よけ」といった状態異常無効化は便利という次元を超えて、必須と言っていいでしょう。

望ましい印はほとんど合成できましたが、最後の最後まで「ドラゴンシールド」が入手できませんでした。

クリアの秘訣:壁抜けの腕輪

さて、トータルで155回も挑んで、クリア回も10時間近く費やして、ようやくクリアできた「とぐろ島の真髄」ですが、その秘訣は一言で言えば「壁抜けの腕輪が入手できた」ことに尽きるでしょう。

このクリア回は、1-2Fくらいで「天使の種」や「白紙の巻物」が複数拾えて幸先いいなと思ったのもつかの間、それを入れた「保存の壺(5)」をこともあろうに「にぎりへんげ見習い」のド畜生におにぎり化されてしまい(ふだんは失敗してばっかりなのに)、のっけから気持ちがくじけたところからスタートでした。

だからといって、その冒険をあきらめる必要もなかったため、あまり期待しないで続けていたところ、店売りでまさかの「壁抜けの腕輪」を入手できたのです。

「壁抜けの腕輪」は、パコレプキン種のようにシレンが壁の中に潜ることで、ほとんどの敵の直接攻撃を受けずに済むため、非常にラクにダンジョンが攻略できるようになります。

それだけでも大きな利点ですが、いちばん利点はなんといっても「マゼルン合成を安全に行える」ことでしょう。

これまでの冒険の多くが、マゼルン合成で失敗していました。マゼルンは装備品を飲み込ませると、その分攻撃力が強くなり、また状態異常も回復してしまうため、その対策に多くの労力とリソース(道具)が必要になります。装備を飲み込ませた後のマゼルンを足止めする方法が尽きて、あと1発の攻撃も空振りして……という展開に何度泣かされたことか。

そういった対策が、「壁抜けの腕輪」があるだけでほとんど不要になってしまい、武器や防具が素材があるだけ強化しまくれるので、非常に攻略しやすくなります。

しかしながら、壁の中にいるとHPが毎ターン減るので、絶対安全というわけではありませんが、「回復」の印が敵を倒しながら体力を目減りさせないという点で非常に有用でした。

その他の秘訣:「ねだやし」と白紙の巻物

その他に役立った攻略の秘訣としては、やはり「適切なねだやし」だと思います。

40Fから出現する「ガンコ戦車」は、倍速でドカンドカンやられるのも大変ですが、それ以上に1つ1つのアクションに時間が取られてイライラして集中力が奪われてしまうため、その前段階の「オヤジ戦車」の時点でそうそうにねだやししました。これは「爆」印の装備の有無は関係ありませんよね。

あとは戦車系が出現しなくなったあと、50-59Fの「大鬼サソリ」や、66-79Fの「ミラクルチキン」も、出会い頭にステータス(ちからやHP)がゴリゴリに削られるのが嫌でねだやししましたが、この辺は「気配察知の腕輪」や「透視の腕輪」のあるなしで工夫の余地があるでしょう(私はこの階層を抜けてから「透視の腕輪」をGETしました)。

サソリ系ではなくミドロ系をねだやしたい人もいるでしょうが、この両者は出現する階層が重複するため、どちらかに絞らねばなりません(「毒消しの腕輪」か「錆よけの腕輪」があれば、もう片方だけの対処で済みそうです)。

また、80Fからの「アークドラゴン」もねだやし必須でしょう。「竜」印の装備のあるなしにかかわらず、数歩動くたびに遠方から炎が飛ばされたのでは、シレンのHP以上にプレイヤーの集中力が保ちません。

なお、戦車系の砲撃、ドラゴン系の炎は、壁の中にいても食らうので、壁抜けの腕輪があっても対処が必要です。

こうした「適切なねだやし」には、それを見越した十分な枚数の「白紙の巻物」が用意されている必要があります。「戦車」「サソリorミドロ」「アークドラゴン」の3枚は必須ですが、「白紙の巻物」はコンスタントに拾えましたし、「ミラクルチキン」も含めてそれらの出現する階層は重複していないため、戦略的に対処できました。

加えて、80F以降は階段を見つけ次第降りる、ということを徹底しておりました。すでに十分な装備が揃っていたことと、白紙の巻物や復活の草も十分あり、フロアを組まなく探索してアイテムの取り漏らしを防ぐ必要はありません。80F以降はモンスターも強力なため、レベルアップによるステータス向上分や拾える道具のリソースより、モンスターとの対決で減るほうが上回るため、80F以後は基本的には「逃げ」の姿勢が重要であると実感しました。

まとめ

というわけで、今回は風来のシレン6の「とぐろ島の真髄」のクリアについてエントリしました。

「壁抜けの腕輪」が入手できて、安定した冒険ができたこと、その上でもマゼルン合成が安全なことが攻略の秘訣だと思いました。

つくづくこの「壁抜けの腕輪」はチート級だなと思いました。出現頻度が高いわけではないので、ノーマルプレイだと「壁抜けの腕輪なし縛り」になってしまうのでゲームバランスが壊れるとは思いませんが、それでも99Fまで攻略できたことで、どの階層でどの程度の強さが求められるか、という感覚が養えたのは大きな収穫だったと思います。

そして、何度冒険に失敗しても、次の冒険ではまた「今回はイケるかも」と思わせてくれるような装備やアイテムが出てくれるので、本当にやめどきが見つかりません。元祖「1000回遊べるゲーム」の名に悖ることのない、非常に楽しいゲームです。

おすすめです!